広瀬「お久しぶりです、第三回目です」
葉村「広瀬!?」
広瀬「前回と反応が同じなんだけど」
葉村「いや……だって、次回からチヂレ先輩とだって話じゃ……」
広瀬「……ええ、まあその予定だったんですけど」
葉村「ああ」
広瀬「……以下、言い訳です。知りたい方は反転どうぞ。
 “細けェことはいいんだよ!”という方は若干のスクロールをどうぞ」
葉村「で、言い訳とやらを聞こうじゃねーか」
広瀬「いやー……WEBのアンケート、最初の内は俺と君がぶっちぎりだったでしょう?」
葉村「ああ」
広瀬「これはどうみてもそのまま行くだろうと思って、実は既にカエル部屋の話を書き始めてたんだって。……だけど、途中から不穏な動きになって」
葉村「……ああ、あの先輩な」
広瀬「そう。……で、最終的に結果がああなって、書き直そうにも、今ちょっと時間がなくて……」
葉村「…………」
広瀬「でも、もしかしたら、凄く心優しい人が待って下さっているかもしれないので、とりあえず今回だけ俺バージョンのままで提出することにしたと」
葉村「己の都合じゃねーか」
広瀬「はい、誠に申し訳ないことにその通りです。代わってお詫び致します。すみませんでした」
広瀬「さて、第三回目です。千木良先輩の登場を願っていた方は申し訳ありません。
 次回からは必ず先輩が来ますので!」
葉村「憂鬱だな、その現実……で、今回は何をするんだ?」
広瀬「“キャラクター”についてだって」
葉村「……それをどう語れと」
広瀬「語るっていうか、試行錯誤の例を貼り付けるっていうか」
葉村「貼り付ける?」
広瀬「まずは以下からどうぞ」
【会話サンプル01.txt】より
■菅野風羽:テンションが妙(高いのか低いのか不明)。
 会話している相手を不安にするのが得意。
 (この子本当に俺の話聞いてる? という感じで)
01:Wi○dowsの起動「や」
02:Wi○dowsの終了「じゃ、また今度」
03:アプリケーションエラー「……?」(補足:不思議そうに)
04:システムエラー「間違ってるみたいだね」
05:メッセージ(警告)「きっと危ない」
06:メッセージ(情報)「あ、お知らせ」
07:メッセージ(問い合わせ)「ちょっと良い?」
08:一般の警告音「わお、危ない」
09:新着メールの通知「ほら、君宛」
10:ゴミ箱を空にする「……じゃあ、捨てようか?」(補足:笑顔で)
葉村「……で、↑はなんだ?」
広瀬「Wi○dows関係のなにか」
広瀬「キャラクターを作るときに、これに台詞を当てはめて作れって教わって、
 以降、口癖を固める時とかに使ってるそうな」
葉村「へえ……で、トップバッターは菅野か」
広瀬「そう、菅野さん」
葉村「今よりもっと片言だな」
広瀬「うん。で、この口調は4パターン目だそうです」
葉村「他の三つは?」
広瀬「長くなるから割愛。見たい人もいないと思われるので」
葉村「そう言われたら、例え興味なくても見たくなるのが人間じゃねーの?」
広瀬「その事実を忘れてしまえば気にならない。で、次は君」
葉村「え?」
■葉村椋人:ツン時
01:Wi○dowsの起動「……誰?」
02:Wi○dowsの終了「はいはい、さようなら」(補足:棒読み)
03:アプリケーションエラー「……! な、なんだよ……」(補足:そんなに驚かない)
04:システムエラー「足、引っ張んないでくんない?」(補足:冷たく)
05:メッセージ(警告)「何? 邪魔なんだけど」(補足:冷たく)
06:メッセージ(情報)「後、つかえてるんだけど?」
07:メッセージ(問い合わせ)「早くしてくんない?」
08:一般の警告音「…………」(補足:深い溜息)
09:新着メールの通知「……なんか反応してるけど?」
10:ゴミ箱を空にする「俺にやらせるとか、意味分かんねェ」
■葉村椋人:デレ時
 口が悪い。でも、心を開いている証拠。
01:Wi○dowsの起動「なんだよ、また来たのか」(補足:ほんの少しだけ嬉しそうに)
02:Wi○dowsの終了「あ……か、勝手に帰れば良いだろ!」
 (補足:冒頭「あ……」は、少し寂しそうに)
03:アプリケーションエラー「うわッ!」
04:システムエラー「おい、間違ってるぞ」
05:メッセージ(警告)「……全く、何してるんだか」(補足:溜息をつきながら)
06:メッセージ(情報)「なんか来てるぞ」
07:メッセージ(問い合わせ)「もう良いのか? 送っちまうぞ」
08:一般の警告音「ばっか! 危ないだろッ!」(補足:驚きながら。心臓バクバク)
09:新着メールの通知「おい、メール来てるぞ」
10:ゴミ箱を空にする「オイオイ……いくらなんでも溜めすぎだろ」(補足:呆れながら)
広瀬「……というね」
葉村「…………」
広瀬「実に分かりやすいね。今の君とほぼ同じ?」
葉村「な、なんだよ。分かりにくいよりは良いだろ!」
広瀬「ん? それは俺に言ってるのかな?」
葉村「そんなこと言ってねーだろ! はいはい、次空閑!!」
■空閑正臣:女子相手
01:Wi○dowsの起動「あ……あの……いえ、何でもないです」(補足:おどおど)
02:Wi○dowsの終了「あっ……は、はい……何でもないです……さようなら……」
 (補足:おどおど)
03:アプリケーションエラー「うわあっ?!」(補足:必要以上にびびる)
04:システムエラー「あっ、ああああああ!!?」(補足:パニック)
05:メッセージ(警告)「ひいいっ……!!」(補足:怯え)
06:メッセージ(情報)「ご、ごめんなさい……これ……」(補足:しどろもどろ)
07:メッセージ(問い合わせ)「い、良いですか……?」
08:一般の警告音「あ、危ないですッ!」
09:新着メールの通知「あのっ、メールが……来てますけど……」(補足:しどろもどろ)
10:ゴミ箱を空にする「か、勝手に余計な事してごめんなさい!」
■空閑正臣:仲良くなった人間相手
 可愛い。可愛い感じ。(幼馴染ヒロインポジション)
01:Wi○dowsの起動「あ、おはよう」(補足:笑顔で嬉しそうに)
02:Wi○dowsの終了「じゃあまたね」
03:アプリケーションエラー「ねえ、何かおかしな操作したみたいだよ?」
04:システムエラー「ええと、大丈夫?」(補足:小首を傾げながら)
05:メッセージ(警告)「どうしよう、手伝う?」(補足:心配そうに)
06:メッセージ(情報)「あ、お知らせ来たみたい」(補足:うきうきした声で)
07:メッセージ(問い合わせ)「もう良い? じゃあ送っちゃうね」(補足:笑顔で)
08:一般の警告音「それ、駄目みたい」
09:新着メールの通知「メール、来たみたいだよ」
10:ゴミ箱を空にする「じゃあ、片付けちゃうね」(補足:笑顔で)
葉村「……なあ、空閑はどこ層向けに作られたんだ?」
広瀬「さあ……」
葉村「思うに、キャラクターの個性を追い求めすぎて、王道からどんどん遠ざかってないか?」
広瀬「だね。明らかにどこかで見たことあるような感じになってでもいいから、一般受け狙えばいいのに」
葉村「おっと、そこまでだ。うん、空閑について語ろうか」
広瀬「そうだね。ええと、大体今の空閑くんと同じかな?」
葉村「……怖いくらいに可愛い系なのな、空閑」
広瀬「うん、変な意味じゃなくてね。ひたすらヒロインって感じの」
葉村「空閑自体はどうしようもない奴だけどな。空気読めないっていうか」
広瀬「君がそれを言うんだ」
葉村「俺は空気は読めるっつーの。ただ場にあった行動しないだけで」
広瀬「……面倒だよね、君って」
葉村「お前もだろーが。で、次はそのご本人様な」
■広瀬優希:表
01:Wi○dowsの起動「おはよう。今日も一日頑張ろうね」
02:Wi○dowsの終了「お疲れ様。たまにはゆっくり休んでね」
03:アプリケーションエラー「うーん、何か操作ミスってないかな?」(補足:優しく)
04:システムエラー「おっと、間違えちゃった」(補足:苦笑)
05:メッセージ(警告)「駄目みたいだね。何が悪いのかな」
06:メッセージ(情報)「あ、何か情報が来てるみたい」(補足:ちょっとウキウキ)
07:メッセージ(問い合わせ)「どう、終わりそう? ああ、焦らなくても大丈夫だよ」
08:一般の警告音「お客様、間違ってますよ。……なーんて、ね?」(補足:少し笑いながら)
09:新着メールの通知「あ、メールが来てるみたい」
10:ゴミ箱を空にする「じゃ、捨てるね」
■広瀬優希:裏
 どうしようもなく自暴自棄。
01:Wi○dowsの起動「アハハ、何? わざわざ俺に会いに来たの? もの好きだねぇ」
 (補足:嘲笑気味に)
02:Wi○dowsの終了「どうせもう会いに来ないんだろ? バイバイ、もう顔見せんな」
 (補足:なげやりに)
03:アプリケーションエラー「ちょっ……何してんだよ」(補足:イラっと)
04:システムエラー「ねえ、うっさいんだけど」(補足:心底)
05:メッセージ(警告)「あー、うるさいうるさい。本当何なの、ねえ」(補足:イライラしながら)
06:メッセージ(情報)「……なにこれ、ウザっ」(補足:呟く様に)
07:メッセージ(問い合わせ)「俺にやらせるとか。ははっ、嗤うね」
08:一般の警告音「警告とか、マジ面倒なんですけどー」(補足:薄ら笑いで)
09:新着メールの通知「いいね? 友達多い人は」(補足:むかつくくらいの笑顔で)
10:ゴミ箱を空にする「……ゴミ箱の中身だけじゃなくて、自分自身も捨ててやりたいよ」
 (補足:暗く)
葉村「だれこのこわいひと」
広瀬「……誰だろうね」
葉村「いや、お前だろ。キャラ名がお前になってるし」
葉村「つか、なに? 何が起こったの後半」
広瀬「最初は病んでる子にする予定だったらしいよ」
葉村「何があって今のお前に落ち着いたんだ?」
広瀬「色々事情がありまして」
葉村「事情ってなんだよ」
葉村「……つか、“表”のお前はお前で余裕ありますよキャラになっててむかつくな」
広瀬「まあ、“裏”がこれだからそういう風にしたんじゃないの?」
葉村「バランス取ったつもりってやつか」
■法月蓮:表
 楽しそうな頭の温い子。
01:Wi○dowsの起動「いらっしゃいにゃん!」(補足:笑顔で)
02:Wi○dowsの終了「うにゃあ、お帰りですかぁー? ……また会いに来てね? 約束だよ?」
 (補足:最後は寂しそうに縋る感じで)
03:アプリケーションエラー「にゃにゃっ!?」(補足:びっくりした感じで)
04:システムエラー「うみゅう〜」(補足:弱った感じで)
05:メッセージ(警告)「うう、変な音なってるぅ〜……」(補足:少し怯える感じで)
06:メッセージ(情報)「あ、何か楽しそうなの来てるっ!」(補足:嬉しそうに)
07:メッセージ(問い合わせ)「送っちゃうねっ♪」(補足:ウキウキしながら)
08:一般の警告音「ぶっぶー。ダメでーす」(補足:楽しそうに)
09:新着メールの通知「あっ、メールが来てる! 先に見ちゃえっ!」
10:ゴミ箱を空にする「おっそうじ、おっそうじ! 楽しいね!」
■法月蓮:裏
 頭の良い不思議系にありがちな感じの雰囲気。
 常に落ち着いた狂気系。
01:Wi○dowsの起動「こんにちは」(補足:微笑しながら)
02:Wi○dowsの終了「さようなら」(補足:微笑しながら)
03:アプリケーションエラー「何か不具合が起きているようだよ」
04:システムエラー「ああ、システムエラーのようだ」
05:メッセージ(警告)「“警告”、だそうだよ」
06:メッセージ(情報)「情報があるようだね」
07:メッセージ(問い合わせ)「……もう、終わりかい?」(補足:不敵な笑みで)
08:一般の警告音「君は本当に自分が正しいと思っているのかな?」(補足:笑顔で)
09:新着メールの通知「後戻りは出来ないよ。……それでも良いのかな?」
10:ゴミ箱を空にする「……さあ、綺麗に消してあげよう」(補足:微笑)
葉村「誰この怖い人」
広瀬「法月先輩」
葉村「なんなの放送部組! こえーよ!!」
広瀬「まあ、法月先輩にもいろいろ事情がありまして」
葉村「ああ、主だろ?」
広瀬「まあ、主だね。……最初の予定では、“主本人”って設定だったみたいで」
葉村「なんで変更したんだ?」
広瀬「その話は後日」
葉村「なんで出し惜しみすんだよ。……つか、普段の方はこれまた頭のぬるいというか」
広瀬「最初は二年じゃなくて一年の設定だったからじゃないかな?」
葉村「マジか」
■米原美咲
01:Wi○dowsの起動「お、いらっしゃ〜いv」(補足:軽くではなく、割とねっとりと)
02:Wi○dowsの終了「えー、もう行っちゃうのー? ミサミサさびしー」(補足:軽く)
03:アプリケーションエラー「こーらこら」(補足:苦笑しながら)
04:システムエラー「ん? あれ、間違っちゃった?」
05:メッセージ(警告)「おいおい、無理すんなよ?」(補足:苦笑しながら)
06:メッセージ(情報)「ほら、何か来てるよ」(補足:手渡す感じで)
07:メッセージ(問い合わせ)「もう良いのか? ……後で後悔しても遅いぞ?」
 (補足:少し笑いながら)
08:一般の警告音「ほらほら、おいたはダメだぞ?」(補足:ふっと笑いながら)
09:新着メールの通知「誰から? ……まさか、男じゃないよな?」
 (補足:前半楽しそうに。後半、少し心配げに)
10:ゴミ箱を空にする「綺麗さっぱりリフレッシュ!」(補足:はじけた感じで)
葉村「普通のタラシ系だな」
広瀬「普通じゃないタラシって何?」
葉村「うるさい」
広瀬「まあ、先生も紆余曲折あったキャラらしく」
葉村「……どうせそれも後日なんだろ?」
広瀬「いや今言える。単に、↑のキャラだと過去のキャラに似た奴がいるって言われて」(真朱柑っていう)
広瀬「更に個性がないって言われたから、試行錯誤の上、今のどうしようもないキャラに落ち着いたと」
葉村「どうしようもないて……」
広瀬「後、当初は戸神先輩と幼馴染設定じゃなかったんだって」
葉村「へえー」
広瀬「でも、先生一人だけ誰とも関わりがなくて離れ小島状態だったから、
 後から親友って付け足したらしいよ」
葉村「後付けなんかい」
■小田島創一
01:Wi○dowsの起動「おはようございます。今日も頑張りましょうね」(補足:微笑みながら)
02:Wi○dowsの終了「お疲れ様でした。ゆっくり目を休めて下さいね」
03:アプリケーションエラー「ちょっと間違えたみたいですね」
04:システムエラー「あらあら……」
05:メッセージ(警告)「んー……間違い!」
06:メッセージ(情報)「ほら、何か来てる」(補足:優しく笑いながら)
07:メッセージ(問い合わせ)「確認終わりました? なら送っちゃいます」
08:一般の警告音「もう、危ないです……」(補足:少し拗ねながら)
09:新着メールの通知「お手紙、来てるみたいですよ」
10:ゴミ箱を空にする「お掃除はこまめに。……ね?」(補足:微笑みながら)
広瀬「小田島先生は米原先生ルートで使用するキャラとして作られたらしいです」
葉村「へえ」
広瀬「最初から妖怪設定で、米原先生ルートの最後の方で死ぬ予定だったんだって」
葉村「死ぬ?!」
広瀬「そう、烏天狗から米原を守って。……で、火葬エンドっていう」
葉村「ひたすら暗い展開じゃねーか」
広瀬「暗いね。しかも火葬だしね」
葉村「恋愛に浸れる雰囲気皆無だな」
■戸神明杜
01:Wi○dowsの起動「……だりぃな」
02:Wi○dowsの終了「ん、じゃ」
03:アプリケーションエラー「おい」
04:システムエラー「こら」
05:メッセージ(警告)「お前、目玉ついてんのか?」
06:メッセージ(情報)「ほら、来てる」
07:メッセージ(問い合わせ)「お前がやれよ」
08:一般の警告音「……トロい奴」
09:新着メールの通知「俺より先に気付いとけよ」
10:ゴミ箱を空にする「……あー、眠ぃからまた今度な」
葉村「なんだこの衝撃のキノコ先輩は」
広瀬「今ではキノコキノコうるさいだけの人なのにね」
葉村「……それも酷ェな」
広瀬「最初は千木良先輩と幼馴染だったんだって。
 『人間から妖怪』じゃなくて『最初から妖怪』って設定で」
葉村「チヂレ先輩と?!」
広瀬「そう。でも、米原先生の設定の都合で、千木良先輩は師匠になりましたよ、と」
葉村「へえー……なんつー帳尻あわせ」
■千木良工
 エセ関西弁使い。テレビに感化された。
01:Wi○dowsの起動「おはようさん」
02:Wi○dowsの終了「さいなら〜」
03:アプリケーションエラー「アカンわー」
04:システムエラー「ああ、アカン」
05:メッセージ(警告)「……そういう面倒なん、マジ止めぇや」(補足:軽く怒りながら)
06:メッセージ(情報)「もうええん?」
07:メッセージ(問い合わせ)「んじゃ、送ってまうで」
08:一般の警告音「……自分、大丈夫なん?」
09:新着メールの通知「あら? なんか来とる」
10:ゴミ箱を空にする「……うわ、汚……」(補足:読み:「汚……」=「きたな……」)
広瀬「基本はにこにこして物腰柔らかだけど、一度切れたら手が付けられないって設定だったらしい」
葉村「それは戸神先輩の幼馴染設定の時のか?」
広瀬「そう。……という訳で、千木良先輩もいろいろあって、今は常にダルそうな人になりました」
葉村「いろいろあるキャラ多過ぎだな」
■水城一陽
 自分と主と創一以外には超適当。人の不幸を指差して笑う。
01:Wi○dowsの起動「……何? てか誰?」
02:Wi○dowsの終了「……で、誰だっけ?」(補足:笑顔で)
03:アプリケーションエラー「あー」(補足:残念そうに楽しそうに)
04:システムエラー「ああー」(補足:残念そうに楽しそうに)
05:メッセージ(警告)「あーあー」(補足:笑いを含みながら)
06:メッセージ(情報)「情報公開、タダとか無しだから」(補足:笑顔)
07:メッセージ(問い合わせ)「いくらくれる?」(補足:笑顔で)
08:一般の警告音「……勉強しな?」(補足:青筋立てながら)
09:新着メールの通知「ん、何これ」(補足:本人より先に読もうとする)
10:ゴミ箱を空にする「あははなにこれ汚すぎ!」(補足:馬鹿にしたような笑いで)
葉村「この人も全然違うな。これ、菅野に対する口調だろ?」
広瀬「うん。最初は高飛車設定で」
葉村「変更の理由は?」
広瀬「主人公はどんなキャラにも愛されるべきかなって、単純な考えの結果」
葉村「本当に単純だな。……後、この人の詳細設定の趣味の欄に“爆破”ってあったんだが」
広瀬「シナリオ上で何か爆破する予定だったんだと思う」
葉村「何かってなんだ。戸神先輩の趣味の欄には“緊縛”ってあったし」
広瀬「何か面白い趣味にしたいなーって思って、
 最初に緊縛って決めてから設定付け足したらしいよ」
葉村「修行って?」
広瀬「そう」
葉村「酷ぇ作り方するなよ……」
■兼子佐希子
 いろいろ世話焼きさん。介護センターのお姉さんみたいな。
01:Wi○dowsの起動「はい、こんにちは。今日も頑張ろうね」
02:Wi○dowsの終了「じゃあまたね。次合う時まで元気で!」
03:アプリケーションエラー「もう、そそっかしいんだから」(補足:苦笑しながら)
04:システムエラー「ほら、だめだってば」(補足:少し笑いながら)
05:メッセージ(警告)「あー、もう少し考えて」
06:メッセージ(情報)「何か来てるよ」
07:メッセージ(問い合わせ)「もう良い? ちゃんと見直した?」
08:一般の警告音「……ダーメ」(補足:少し笑いながら)
09:新着メールの通知「メール着てるよ。……誰からですか?」
 (補足:後半は少し茶化す感じで)
10:ゴミ箱を空にする「もー、私がいないと掃除すらしないんだから」
 (補足:苦笑気味に)
葉村「普通だな」
広瀬「普通だね」
葉村「今の兼子は何が起こったんだ? 可愛そうなことになってねーか?」
広瀬「実は彼女、俺の幼馴染って設定だったんだよ。当初」
葉村「さっきから何なんだ? その設定の大改変は……」
広瀬「俺のルートで結構重要な役割を担う筈だったんだけど、
 シナリオ確認してくれた人が“佐希子いらね”って言い出して」
葉村「…………」
広瀬「……で、俺の鬱ルートも大改変が起こったと。
 別に三角関係とかじゃ全然なかったんだけどね」
葉村「つまり、兼子が関与してお前と菅野がいちゃつく時間がない感じの仕上がりになった結果……と」
広瀬「その通りだね。無意味にシリアスな方向にして、結構言われたよ」
広瀬「『……で、広瀬は何がしたかったの?』 ……って」
葉村「…………」
■ネコ
 花魁というか、遊女系(?)。人間に対して手厳しい。
01:Wi○dowsの起動「なんだい、人の子かい? 珍しいねェ」
02:Wi○dowsの終了「もう来るんじゃないよ」
03:アプリケーションエラー「おやおや……」
04:システムエラー「こら、脅かすんじゃないよ」
05:メッセージ(警告)「全く……困った子だねェ」
06:メッセージ(情報)「少しはその軽い頭に情報叩き込みな」
07:メッセージ(問い合わせ)「このアタシを顎で使うたァ、いい度胸してるよ」
08:一般の警告音「何だい、年寄りナメんじゃないよ」
09:新着メールの通知「……なんかピッカピカしてるねェ」
10:ゴミ箱を空にする「あーもう、アタシゃ綺麗好きなんだよ!」
広瀬「十九波さんです」
葉村「なんで名前の欄が“ネコ”なんだ?」
広瀬「この頃、名前をまだ付けてなかったから」
葉村「え、最初から“十九波十夜”って設定じゃなかったのか?」
広瀬「違うんじゃないの? ついてないから。もう覚えてないよ」
葉村「なんていい加減な……」
広瀬「で、以上で終了です」
葉村「え、川奈いなくね?」
広瀬「川奈さんは最初作る予定なくてさ」
葉村「じゃあ、どういう理由で作られんたんだ?」
広瀬「え? “女子生徒A”って感じで菅野さんと兼子さんの会話に参加してたんだけど」
広瀬「立ち絵一人だけないのは変だし可愛そうだから作ってあげようって。
 ……うちのスタッフ、女の子の方が好きだから」
葉村「……何ゲー作ってるんだって話だな」
広瀬「そう言われるとね……」
広瀬「後、その時“ソラユメの岬ちゃんはどうなるんだって”思ったよ。
 ……何も言わなかったけど」
葉村「他作品ネタは控えような。知らない人いるから」
広瀬「そうだね、自重する」
葉村「……じゃあ、今回はこれで終わりか? ああ、次からチヂレ先輩とかよ……」
広瀬「がんばってね(笑顔)」
葉村「人事だと思いやがって」
広瀬「だって、人事だもん」
葉村「…………」
広瀬「…………」
To Be Continued…

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