「４位、米原先生と葉村くんです」
	「いとこの二人が同じ順位っていうのは、なんか運命感じるね」
	「感じねーよ。一切感じねー！」
	「もー、素直じゃないんだからー☆」
	「…………」
	「良かった、私のいとこは普通で」
	「ショートカットの快活な女子高生が好きな２９歳のいとこの人は、普通なの？」
	「ああ、普通だよ。ちょっとセーラー服を着た女の子が好きなだけで」
	「……普通か？」
	「川奈。大人は皆、制服が好きだぞ？」
	「止めてくれ。もうこれ以上一族の恥じを晒さないでくれ」
	「同じようなもんだろ。お前だってカエリーナタンが好きなんだし」
	「一緒にすんな！」
	「カエリーナタンがセーラー服を着ているバージョンがあったら？」
	「欲しい」
	「…………」
	「…………」
	「……えー、変態一族のインタビューでしたー」
	「ちょっ、おい！　これじゃ本当に俺が変態みたいじゃねーか！」
	「みたいじゃなくて、そのものだよ」
	「俺達に入れてくれた女の子の皆！　ありがとう！　男もそこそこありがとう！」