こいはな そら(こいはな そら)(18)】 CV:若林 倫香
苗字のみ固定 / デフォルト呼び有り

『私、決めました。協力してくれる人を選びます』

本作の主人公。
高校を卒業し、四月から百花園で働くことになった女の子。

本人は覚えていないが、昔百花園を訪れた際に猫太に
目を付けられ能力を譲渡されそうになった。
その時は朔良が代わりに譲渡されたが、猫太は主人公のことを
ずっと気にかけていたらしい。

困っている人を見ると放っておけない性格で、
男女問わず友人が多い。
高校では恋愛相談を受けることもあり、
彼女に相談すれば必ずカップルに
なれるという伝説も。

今回は猫太から百花園を救って欲しいと頼まれ、
自分で役に立てるならと引き受けた。
出勤前に花の様子を見るのが彼女の日課。

また、猫太から百花園を盛り上げるために
身近な人間を協力者に指名するよう言われるが、
『ここで選んだ相手が今後の人生に大きな影響を
与えることになる』というのは知る由もない。


あおやぎ 朔さく(あおやぎ さくら)(22)】 CV:美藤 大樹

『……質問が多い所も、変わっていないんだな』

主人公の同僚だが、大学を卒業しているので
主人公より年齢も経験も先輩。
植物に対する愛が重く、植物のことしか興味がない。

植物を守るため、百花園の利益になるようなことには
積極的に動いてくれるものの、
人間には興味がないので個人的な誘いは
絶対に受けない。

実は主人公と同じで過去猫太から能力を
譲渡されている人間。
また、過去主人公に会ったことを覚えていて、
本当は自分が能力を譲渡される訳では
なかったことも知っている。

他人と関わることを避け、単独行動を好む。
主人公との協力関係も最初は断るが……。

仕事をせずダラダラと過ごす
園長のかなえにため息を吐きつつ、
梓恩の庭師としての心意気や
和真のカメラの腕(対象は植物に限る)
は密かに認めている。


みやざわ 梓恩しおん(みやざわ しおん)(18)】 CV:坂田 将吾

『……お前だけが、特別だ』

百花園で働く庭師の一人。
主人公とは同い年だが、中卒なので
社会経験は彼の方が先輩。

中学時代に大暴れして色々大変だったところを
庭師の親方に拾われた過去を持つ。
今はすっかり更生し、生き物を大切にする心を勉強中。

動物や植物が大好きで、
猫太(猫に化けている時の姿)を見かけると
頭を撫でるが、人との距離のつめ方は
不器用な様子。
主人公との距離のつめ方も最初はぎこちないが、
最終的に困ったことがあればいつでも呼んでくれ
というほどに頼もしい存在になる。

親方を慕って彼の指示で動いているため、
園長であるかなえのことはあまり良く知らない。
朔良のことは植物が好きなんだな、
和真のことはいつも元気だな……という認識。
和真が懐いてくること自体は、別に嫌ではない。


おぎ 和かず(いおぎ かずま)(16)】 CV:村島 慎之介

『先輩のこと……好きになっちゃいます!』

主人公の高校時代の後輩。
カメラが趣味の父親の影響で、幼い頃からカメラに慣れ親しんでいた。

小学生の頃、雑誌に応募した写真が評価されたことをきっかけに
『学生カメラマン』として仕事を依頼されるようになった。

彼は有名だったため主人公は顔と名前を知っていたが、
高校時代に話したことはなかった。
しかし彼の方は主人公のことをしっかり覚えていて、
百花園で出会ったことが運命のように懐いてくる。
ただ年の離れた妹がいて、彼女の前ではちゃんと
『お兄ちゃん』である。

明るくて誰にでも優しい彼と主人公の関係は
仲の良い先輩後輩……だと主人公は思っているが、
和真の方はただの先輩だと全く思っていない。

頻繁に百花園で撮影をしているので、朔良、梓恩、
かなえとは顔見知り。
朔良のことは真面目で頭の良い人、
かなえは寝ていることが多いけど最中をくれる良い人。
そして梓恩のことは植物について色々教えてくれるし、
何か格好良い……!と思って憧れている。


ふじむら かなえかなえ(ふじむら かなえ)(33)】 CV:落合 福嗣

『……責任、俺が取っていいのか?』

百花園の園長。
独身で彼女いない歴=年齢ということを
ひっそり嘆いている。

昔は出世街道まっしぐらのエリートだったが、
競争社会に疲れ寂れた百花園に逃げてきた。
植物は自分に煩いことを言ったりしないので好きらしい。
とにかく頑張ることに疲れているため、
一日の大半をゴロゴロと横になって過ごしている。

仕事は本気で朔良に怒られてやっと書類を
確認する程度だったが、
主人公が現れ、彼女と過ごしていく内に
少しずつ心情に変化が見られる。

朔良がいてくれれば自分は頑張らなくても大丈夫!
と絶対的に信頼しているので、
彼に見捨てられて辞められたら大変だなあ……
と思ってギリギリでは仕事をする。
梓恩のことは庭師の一人、和真のことは
熱心に百花園に来てくれるお得意様、くらいの認識。


土屋つちや 柊二しゅうじ(つちや しゅうじ)(24)】 CV:小野 将夢

『名前で呼ばれると、
何だか仲良くなれた気になれるから』


園芸店のオーナー。
百花園の土地を借りて店を開いているので、
お土産などを百花園と相談して決めている。

穏やかな性格で、彼が本気で怒った姿は
誰も見たことがない。

かなえとは家が近所で顔見知りらしく、
彼が百花園の園長になったことで今は昔よりも交流がある。

お客さんの数が減少し寂れてしまった百花園だが、
園芸店に行くといつも笑顔で迎えてくれるため、
彼目当てに通う人も少なくない。

しかし残念なことに彼には無数の恋人(植物たち)が
いるため、彼と結婚出来る乙女(人間)は
この世に存在しない。


猫太ねこた(ねこた)(年齢不明)】 CV:菅沼 久義

『死んでも死にきれないオレの願いだ。
この百花園を救ってくれ』


百花園を見守る幽霊。
精霊から不思議な種をもらい、その花を咲かせ
百花園を繁盛させた過去を持つ。

死後百花園の行く末が気になり、
成仏出来ないまま現在に至る。
植物と話が出来るのも、他人に自分と同じ能力を
譲渡出来るのも全ては精霊のお陰。

幽霊の姿のままだと物に触れられず不便だなと思っていたら、
ある時から猫の姿に変身出来るようになっていた。

ある時から猫の姿に変身出来るようになっていた。
ただし、何故猫の姿になれるのかは本人もよく分かっていない。

かつて能力を譲渡しようとした主人公が
百花園に来てくれたことで、
今回能力と花、そして百花園の未来を託すことを決めた。


豊後ぶんご(ぶんご)(年齢不明)】 CV:一宮 朔

『あの……もしかして、ボクが見えるの……?』

豊後梅の精霊。
見た目は12才くらいだが、実際は300才以上。

精霊なので性別もはっきりしないが、
一緒に遊んでくれる主人公のことが大好きになり、
姿を見ると駆けよってくる。

また、植物の世話をしてくれる梓恩のことも大好き。
梓恩が自分を認識していないことは分かっていながらも、
首や肩にひっついている。

猫太のことは『ボサ猫』(恐らく毛がボサボサしているから)
と呼び、仲が悪い。
ただその割には一緒にいることも多く、
喧嘩するほど仲が良いのかもしれない。

普段は見た目通りの子供っぽい言動が多いが、
偶に大人がびっくりするほど的確なアドバイスを
してくれることもある。