スイートクラウン城:とある森の中にあるお茶会が開催される場所で、物語の舞台。城は移築されてきたものらしいが、その理由は不明。城主の名は城と同じく《スイートクラウン》というらしい。
SWEET CLOWN / スイートクラウン:人の願いを叶えてくれるという道化師の様な格好をした悪魔。彼の好きなタイプは『強い欲望を持つ人間』『性格の歪んだ人間』『“とある属性”の人間』。そういう人間を見つけては《招待状》を送るらしいが・・・。人の絶望する顔が何より大好き。
招待状:スイートクラウンに気に入られた人間の許へ届く手紙。それを受け取った者が《午前三時のお茶会》に招かれて客となる。
午前三時のお茶会:スイートクラウン城の豪奢な食堂を使い行われるというお茶会のこと。テーブルには食べきれないほどの菓子が並び、参加者それぞれにあったものを振舞ってくれるらしい。だが何故“午前三時”に行われるのかなどは謎に包まれている。
オフレンダ:スイートクラウンの身の回りの世話をする人人の総称。《接待客》のうち、主人公は《スイートクラウン女王》として、他の少年達は《オフレンダ》として女王に仕えるよう命じられる。オフレンダとは『どんな時でも主を裏切らず、主のことだけを第一に考え、そして主を慰める存在』らしいが・・・。
懐中時計:主人公が大事にしているオルゴールのついた時計。いまは壊れており、その音色を聞くことは出来ない。五年前に起きたとある事件以降、動かなくなってしまった。
道化師と赤いドレスの女王様:かつてスイートクラウン城には赤いドレスのよく似合う女の子が住んでおりました。女の子はまだとても若かったけれど、そのお城では女王さまでした。そんな彼女は“すこしだけ風変わり”でした。なぜならからだの中を流れている、赤い液体がすきだったからです。・・・