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主人公・桜瀬早月は桜苑学園の2年生。
幼い頃に事故で両親を亡くし、それ以来、
全寮制を取っているこの桜苑学園で生活している。
新学期が始まったある日、早月は自分の携帯電話に、
見知らぬ人物からのメールが届いている事に気付く。
差出人のアドレスを見る限り学園の生徒からのメールだが、
そんな名前の生徒は学園には存在しない。
だが差出人は、相手が早月と知った上でメールを送ってきていた。
生徒会の人間しか管理する事ができない学園のサーバを
確認すると、差出人のアドレスは確かに存在していた。
それからというもの、早月の携帯電話には、
時折「早月へ」で始まるメールが届くようになる。
送り主は、生徒会の中の誰かなのだろうか?
書記を担当している早月以外の生徒会メンバーは4人。
生徒会長で3年生の 漆原 薫。
副会長で2年生の 澤村 高耶。
会計で1年生の 二ノ宮 遥夏。
そして、生徒会顧問で化学教師の 芦原 梗介。
それとも……? |
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