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小泉顕
「大丈夫? 寒くない?」[c]
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「うん、大丈夫だよ。でも、いきなり外へ出ようなんてどうしたの?」[c]
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皆との再会後。私たちは顕君の部屋でクリスマスパーティーを楽しんでいた。[c]
そして日が暮れて外がすっかり暗くなると、顕君が突然くじ引きをやろうと言い出した。[c]
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小泉顕
「ハイここで本日のメーンイベーントっ☆」[c]
「豪華賞品が1名様に当たるお楽しみ抽選会を始めるよ!」[c]
「当たりを引いたら――」[c]
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『ひめ様と二人っきりのクリスマスタイム』[c]
そういって皆にくじを配っていたんだけど、その『当たり』を引いたのは他でもない顕君だった。
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小泉顕
「ふっふっふっ、君のためにちょっとしたサプライズを用意しておいたのさ」[c]
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「サプライズ……それが『クリスマスタイム』ってこと?」
(ただ外に出るだけじゃクリスマスっぽくないし、きっと何かあるんだろうな)
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小泉顕
「その通り! 君が気に入ってくれると良いんだけど……とにかく僕についてきて」[c]
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「うん、楽しみにしてるよ」[c]
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顕君と付き合うようになってから何度も彼の『サプライズ』に驚かされてきた。[c]
せっかく両想いになったのに転校で離れ離れ……[c]
なんて感傷に浸る余裕もないくらい顕君は私に色んな驚きをくれる。[c]
それでも会いたい、寂しいと思った時はまるでその心の声が届いてしまったみたいに、『サプライズ』と共に会いに来てくれた。[c]
今日だってそうだ。[c]
クリスマスだし少し長く電話したい。でも顕君だって学園の皆との時間があるだろうし……[c]
なんて悩んでいたからこんなことになってすごく驚いた。[c]
顕君も私に会いたいと思ってくれていたら嬉しいんだけど……。[c]
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小泉顕
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「ほら、もうちょっとで目的地だよ!」[c]
「あれ? ここってもしかして」[c]
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…………。
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小泉顕
「そう! 学園祭の時のイルミネーション」[c]
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「……の、クリスマスバージョンだよ! ちょっとだけ彩りをロマンチックにしてみたんだけどどうかな?」[c]
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「わぁ、すごく綺麗……!」[c]
「顕君これもしかして1人でやったの?」[c]
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小泉顕
「まぁね。くじ引きは誰が当たるかわからなかったし、他の人には頼めないから」[c]
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「そういえば、どうしてくじ引きにしようと思ったの?」[c]
「せっかくイルミネーションを用意しても顕君が当たるとは限らないよね」[c]
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小泉顕
「う~ん、最初はくじ引きなんてしないでクリスマスパーティーの最後に君を誘おうかなんて思ったりもしてたんだけど……」[c]
「君だけじゃなく他の皆にもサプライズを楽しんでほしくなっちゃったんだよね」[c]
「こういうことする時って真っ先に浮かぶのは君の笑顔なんだけど、その後にまわりで笑う皆の顔も思い浮かんじゃって」[c]
「全員笑顔に出来たら楽しいだろうなぁ、って」[c]
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「……こんなこと思うなんて彼氏失格かな?」[c]
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「ううん、顕君らしくて好きだよ」[c]
「私はそういう顕君だから好きなんだ」[c]
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小泉顕
「……」[c]
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「……」[c]
(あ、なんか恥ずかしくなってきた……)[c]
「え、えっと……」[c]
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小泉顕
「あのさ……っ!」[c]
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「……?」[c]
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小泉顕
「今年は皆で集まったけど、来年は2人だけで過ごさない?」[c]
「その、クリスマスを、なんというかもっとデートみたいな感じで1日……」[c]
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「……いいの?」[c]
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小泉顕
「良いもなにも僕がそうしたいんだ」[c]
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「皆に囲まれて笑ってる君も好きだけど、来年も同じじゃ驚きに欠けるでしょ?」[c]
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「顕君……」[c]
「うん! 来年も楽しみにしてるよ!」[c]
顕君が来年も一緒にいたいと言ってくれたことがとても嬉しい。[c]
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小泉顕
「それじゃあそろそろ戻ろうか」[c]
「来年の約束も出来たし、今年は今年で思いっきり楽しまないと!」[c]
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「そうだね。あ、戻ったら皆で写真を撮らない?」[c]
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小泉顕
「いいねー。それなら文化祭で使わなかった仮装衣装があるから出してこようかな」[c]
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「顕君が着るの?」[c]
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小泉顕
「ノンノン! 着るのはゲームで脱落した敗者です!」[c]
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(この言い方だときっと可愛い衣装とかじゃないんだろうな)[c]
「ま、負けないようにしないと……」[c]
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そんなことを話しながら私達は寮へと戻っていく。[c]
こんな他愛のない会話が楽しくて、隣に彼がいるのが嬉しくて。[c]
幸せな日々がずっと続きますように、なんて心の中でそっと願った。[c]
― fin ―[end]
[end]
[end]