40票 |
「僕が5位ですか。それはそれは、ありがとうございます。 ……でも、どうして僕なんでしょう?」 | |
「それはなんとなくわかる気がする」 | |
「そうなのですか?」 | |
「いや、なんか先生って雰囲気優しい感じだし…… お雛様でもおかしくないかなと」 | |
「ありがとうございます、葉村くん」 | |
「べ、別に……」 | |
「なるほど。確かに先生には柔和な雰囲気がありますね」 | |
「それにお雛様というと大抵赤い服を召していらっしゃいますから、 その点でも安心です」 | |
「? ……ああ、なるほど。ふふ、確かにそうですね」 | |
「は? どういう意味だよ」 | |
「僕が血を吐いてしまったとしても、汚れが目立たない…… ということですよ」 | |
「気を遣っていただきありがとうございます、菅野さん」 | |
「とんでもない」 | |
「なんか“気を遣った”とは若干方向性が違う気もするが……。 いや、俺がおかしいのか?」 | |
「? どうしました、葉村くん?」 | |
「……あ、いや何でもないっす。良かったですね先生」 | |
「はい、ありがとうございます」 | |
(眼鏡のお雛様……新しい) |
始めまして、カルタッタ様。 毎日のように投票してくださり、ありがとうございました。 眼鏡と和装がお好きなようですね。 僕が眼鏡を外したら、もしかしたら誰かすらも認識されませんかね。 それだと少々寂しいですが……。 外しても尚僕のことを好きでいてくださると、とても嬉しいです。 企画にご協力いただいた公開OKの皆様、NGだけど暖かいお言葉を下さった皆様。 本当に有難う御座いました。 |
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