「みなさんこんにちは、四回目ですよ」
「何気に続いとんなぁ」
「ええ、この調子で頑張りましょうね」
「ネタさえありゃなー」
「そ、そうですね……ああ、そうだ!」
「ん? なんやシマ先生」
「驚いてください千木良くん! 千木良くんが先週、このコーナーに“反響がない”とぼやいていたじゃないですか?」
「ああ」
「そうしたら、“見てますよ!”というメールを頂いたんです!」
「何名から?」
「一名様です」
「…………」
「シマ先生、数字は関係ないんや。ようは、ハートの問題や」
「人数を聞いてきたのは千木良くんです」
「細かいことはええねん。で、どんなご感想頂いたん?」
「設定資料集のご感想や、このコーナーのご感想や色々です!
 ほら、こちらをどうぞっ!」
「ほうほう」
「“みになりません”も楽しんで貰えてるんですよ! 良かったですよね!」
「あー、この方は俺のこと相当好きなんやなぁ」
「他の感想は抱きませんでしたか?」
「他? 他は、初期設定ネタとか割りとアリなんやなとか」
「そうですね。作品の変遷とか、何がどうしてこうなった的なネタとか」
「いやー、ホンマ色々と参考になるなあ」
「そうですね。
 後、千木良くんと葉村くんの組み合わせもお好きだったそうですが、今の僕と千木良くんの組み合わせでも楽しんで貰えてるそうで、ちょっとほっとしました」
「良かったやん」
「はい! ……どうですか? こうしてご感想頂けると感動しますよね」
「ああそやな。俺は今後、この方に全力で愛を送る作業に専念するわ」
「滅茶苦茶贔屓入りましたね」
「当り前やろ。
 どこからメールを送ったらええかさっぱり分らん我社の体制を乗り越えて
 送ってきて下さったんやで?」
「た、確かにそうですよね! ご感想、本当にありがとうございます!」
「ホンマありがとうございます〜」
「あっ、後、別の方からもお手紙頂いたんですよ!」
「ほほう」
「こちらの方も、作品やコーナーへのご感想を下さいました。
 BGMの“まだ見ぬ君への愛の詩”がお好きだそうですよ」
「因みに千木良くんはどの曲がお好きですか?」
「無限回廊」
(あのどこかの部族が出てきそうな奴か……)
「どないしてん、シマ先生」
「何でもないです。
 後はなんと、手作りのケーキの写真を送って来てくださったんです!」
「ほう、どんなケーキなん?」
「まずカエル姿の皆さんと、
 千木良くんと青カエル(一陽ですが……)がケーキにあしらってあるものと、
 “千木良参戦!”のソフトパッケージの千木良くんと菅野さんが
 ケーキの表面に描かれている物の二つです!」
「おーおー、よう作ったなぁ! かなり立派やん」
「ええ、とっても可愛いです!
 お写真の使用許諾などは特に頂かなかったので、
 他の皆さんにご覧頂けないのが残念ですが……
 便箋もとっても可愛くて、多分手作りですよね?」
「皆さんっても、
 俺の脳内ではこのページの閲覧者は約二名(+WEB担当)になっとるんやけど」
「他にもいらっしゃると信じたいです、僕。
 だから、今後もこのコーナー頑張りましょう!」
「おー。そしてケーキのお方もありがとうございますー。届け俺の愛」
「千木良くん、キャラクターが変わってませんか?
 そんなこと言う方でしたっけ……」
「ええねん。別にキャラクター崩壊起きとっても」
「駄目だと思います」
「という訳で、皆様のお手紙やメールでのご感想、お待ちしておりまーす!
 (ご紹介していい場合はその旨頂けると助かりまーす!)」
「さりげなく要望入れよったな」
「はい。……そういえばここでネタが無くなったら、
 次は頂いたアンケート葉書の質問に答えていけば良いのでは?」
「そうやな。ネタもそろそろ尽きるとこやったし、丁度ええわ」
「ちゅーか、ご感想やらご意見やらはアンケート葉書で頂いてるんちゃうん?」
「…………」
「確かにそうですね」
「という訳で、お便りです」
「毎回やるんですね、この流れ」
「T市在中の法月蓮くんからのお便りです」
「もう実名で行っちゃうんですね……」
「“どうしてちーちゃんは関西弁(?)なの?”」
「…………」
「そうそう、僕も気になってました。特に説明されてませんでしたよね?」
「そーやな」
「もしかして、インパクト勝負とかで特に理由も無かったとか……?」
「いや、理由付けはあったで?」
「そうなんですか? どんな?」
「かなりどうでもええ設定やで? 見たら後悔するような」
「大丈夫です。さあどうぞ!」
「……俺らが住んでる山にはな、
 近くの住民が不法投棄供物としていろんなもん納めんねん」
「ええ」
「(いらなくなった)洋服やら(半壊状態の)家電製品やら日用品やらな」
「心の声が聞こえます、千木良くん」
「で、その中からまだ使えそうなもん物色すんねん、俺ら」
「だんだんありがたみもない存在になってきましたね、千木良くんの種族」
「そん中で、つい最近テレビを置くことが許されてなぁ」
「…………」
「でも見られる番組が、関西方面のお笑いばっかりで」
「それではまた次回お会いしましょうー!」
「なんや、自分が聞きたい言うたんやで?」
「夢を壊すような設定いりません!!
 ……それに、それだと千木良くんの里の方々って」
「多いで、日常会話ではこのしゃべり方のヤツ。後無駄にスリッパ持参のヤツ。
 基本やろ」
(聞かなければ良かった……)
「……あれ? でも、『千木良参戦!』で、お弟子さんと過去回想で話していたとき、既にそのしゃべりか……」
「それではまた次回お会いしましょー!」
「え? えーと……で、ではー……」

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